和氣香風には、多種多様な疾患、症状の相談が全国、海外などから寄せられます(オンライン相談含め)。
外国人の方も、いろんな病気、障害、症状に悩まれている方が多く、しばらく続けてほしいとは思うのですが旅行中の方は帰国しなければならず、もどかしさもあります。
漢方薬を送ると言う方法もあるのですが、国によっては医薬品は送れないことも多々あり、なかなか難しいところです。
さて!
先日『PET検査の結果、肝臓の悪性腫瘍(転移癌)が縮小しました!』
との、うれしい報告がありました😊
この方は、肝臓・肺・骨に癌が転移し、病院での抗がん剤治療を継続される中で、漢方薬と鍼灸施術も取り入れたい!と続けられてきました(現在継続中)
この報告をいただく少し前に、肺と骨に転移した癌細胞は石灰化し、最近それも消失したと報告をいただきました。
悪性腫瘍の場合、現代医学の三大治療(手術・放射線・抗がん剤)を基本に、漢方と鍼灸ではそのサポートをしています。
漢方の考え方では、
個々の状態に合わせた漢方薬で身体の偏りを整えながら、扶正祛邪(ふせいきょじゃ)をしていきます。
扶正祛邪とは、正気を扶け(たすけ)、邪気を祛う(はらう)という意味です。
つまり、弱った身体を滋養強壮しながら、悪いもの(例えば、腫瘍だったり、抗がん剤による副作用だったり)を排泄することです。
個々のお体にあったものを考え(弁証論治)、扶正のための漢方薬と、祛邪のための漢方薬を組み合わせます。
鍼灸でも、基本的な考え方、施術方針は同じですが、より肉体的、直接的なアプローチになります。
虚を補い(弱った部分に気を与え)、実を冩し(過剰な熱を取り去り)、経気を疏通(気血の流れを促進)させ、衛営の気(体の内と外をめぐる気)の場を調整します。
悪性腫瘍の場合は、お灸も行います。
お灸の熱で軽度の火傷を作り、体の修復機能、解毒機能のスイッチを入れます。
身体は、焦っても急いでもすぐに変わるわけではなく、
(一部風邪など急性症状は早く良くなる)
根気よく立て直す、継続する、が大切であると日々感じます。
もっと精進して、ご利用頂いているお客様や患者様の力になりたいと思います。
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We received a report from a patient that her metastatic cancer has disappeared. Breast cancer stage5 → metastasized to liver and lungs and bones → undergoing anti-cancer drug treatment now.
We have been treating this person with Kampo medicine and acupuncture. According to her report, metastasized cancers for Born and Lungs have disappeared. And It seems that the liver cancer has shrunk.
We has many such cases. Although we are not good at English, we would like to support the health of foreigners as much as possible.
We look forward to hearing from you.