「瓊玉膏」の研修会へ行きました

先日、「瓊玉膏」の研修会へ行きました。

瓊玉膏は、南宋の時代に書かれた「洪氏経験方 (1170年)」という本に記載があるほど古い漢方薬。

皇帝とその子孫が、絶えることなく栄えることを願って作り命名された高貴薬。

生命力と美しさを育てる、不老長寿の滋養、滋潤薬。

そう言われている漢方薬です。

日本でも、徳川将軍家が愛用し、「鬼平犯科帳」で有名になった「長谷川平蔵」が将軍家斉公から賜ったことでも有名です。

瓊玉膏と海玉膏

 

先日の研修会では、
「糖尿病 に対してこの瓊玉膏をどう使っていくのか!?」
という話が中心でしたが、その臨床適応の広さに驚きでした。

・糖尿病による血糖値のコントロール
・食欲不振あるいは過食
・不安神経症や不登校
・その他

講師の先生の臨床例がかなり参考になり、自分でも飲み始めたいと思いました。

これが「上薬 」と言われる薬のパワーか!と関心しました。

【瓊玉膏は精を補い、消化管の働きを助け、あらゆる栄養素が揃い、五臓六腑をサポートし、その機能を強化し、骨髄を血液で満たし、高齢者の白髪は黒く若返り、元気な馬のように走り回り、1日数回服用すれば餓えず、記憶力が高まり、思考力も高まり、夢を見ずに熟睡し、27歳までに服用を始めれば360歳まで生き、45歳までに服用を始めれば240歳まで生き、63歳までに服用を始めれば120歳まで生き、64歳以降に服用を始めれば100歳の長寿を全うする。】

凄いですね。

ここまでの長寿が可能かどうかはわかりませんが、先日の研修会での臨床例からも「確かに古典に書いてある通り!」と思いました。

お灸でも「足三里への灸」で長寿になった話がありますので、お灸と瓊玉膏を組み合わせればバッチリかもしれません。

お灸で長寿!!

・滋養強壮(食欲不振、肉体疲労、虚弱体質、病後の体力低下、胃腸虚弱、血行不良、冷え性、発育期)
・骨粗鬆症
・精神的ストレス
・産後回復、不妊症
・発育期、老化防止
・免疫機能増強、抗活性酸素
・糖尿病及びその合併症
・高血圧
・胃潰瘍
・記憶障害、認知症の予防

令和の時代でもこの瓊玉膏は全国で活躍しています。
凄いことです。

和氣香風は、瓊玉膏の正規取扱店ですので、お試したい方はお問合せください!

和氣香風
鍼灸師 山本浩士