最近、妙に五十肩を治療する機会が増えている気がします。 特に、いろいろ治療をしているが中々治らなくて・・・という方が和気香風へ辿り着かれるようです。
五十肩、四十肩というと日本の俗称ですが、西洋医学では「肩関節周囲炎」と言い、漢方医学では「痺証」という風に呼ばれることが多いです。
https://kakikofu.com/knowledge/fifty-shoulders/
6月にポーランドへ行きまして、そこでも10名弱の方を治療しました。
その中に、五十肩の方がいました。
9月のイタリアでも、五十肩の治療をしました。
国を問わず、よくある症状ですね。
みなさん、自力であまり挙げられなかった腕が、かなり上まで挙げられるようになって驚いていました。
腰に手を回せなかった人、痛みでボタンを首まで留められなかった人、みんなそれなりに痛みが解消して可動域も広がっていることに喜ばれていました。
先日は、1年以上整形外科へ通って五十肩の治療を続けていると言う方がいましたので、
少し状態を確認すると、それだけ通っているにも関わらず腕は45度も挙上させることが不可能な状態でした。
そのまま無視することはできず、5分ほど肩関節への治療を行いました。
90度挙上は無理でしたが、70度は自力で挙げられるようになりました。
もうしばらく継続して通ってもらえれば、もっと腕を動かせるようにはなると思います。
あとは・・・ご本人次第ですね。
また別の方から、数日前から肩が痛くて挙がらなくなったと、治療依頼が来ました。
この方は病院へは行っていないとのことで、詳しい診断をすることはできませんが、痛みの状況などを鑑みると、まぁ五十肩でしょうね・・・という感じです。
この方には20分ほど、肩の動き、腕の動きを改善させるための治療を施しました。
一回で痛みが0になることは難しいのですが、来られた時よりもかなり大きく腕が動かせるようになっていました。
やはり、しばらく続けて通って頂ければ、もっと動けるようにはなると思います。
こういう関節炎は、発症してから治療を開始するまでの期間が早いほど治りが早いです。 時間が経つと、痛みだけでなく筋肉などが硬くなって動かせなくなってきます。 そうなる前に治療をした方が、明らかに治りは早いですね。
それ以外にも、今年は五十肩の相談、治療をする機会が多い気がします。
なかなか治らない五十肩にお悩みの方。
急に肩が痛くなって動かせなくなった方。
ぜひお問合せください。