台湾や中国でよく食べられる「豆花」。
地域によっては豆腐脳などとも呼ばれるそうです。
妻と台湾で食べた「豆花」がおいしくて、それ以来好きになりました。
豆腐は、塩を作る時にできる「にがり」で固めます。主成分は「塩化マグネシウム」です。
豆花は「石膏」を使うようです。食品添加物としての石膏で、漢方薬でも扱います。主成分は「硫酸カルシウム」。
豆腐は、豆乳ににがりを加え蒸して固めます。
豆花は、豆乳を加熱し、そこに石膏とコーンスターチなどのデンプンを一緒に混ぜたものを加え、放置して固めます。
石膏を使うことで、水分も一緒に凝固させるため、柔らかくプルプル食感になるようです。
にがりは、より大豆成分を凝固させ水分を排出するため、大豆の風味が強く出るようです。
まず試作するにあたり、石膏が無かったので「にがり」を使うことにしました。石膏は、妻に頼んで製薬メーカーさんから仕入れてもらうので、次回に挑戦です。
スーパーで、成分無調整でかつ「豆腐も出来る」と書いてある豆乳を買います。「大豆固形成分10%以上」のものを選ぶのがポイントのようです。
それと「にがり」ですね。塩化マグネシウムの含有量が肝らしく「本にがり」を選ぶのが良さそうです。
にがりで豆花を作る方法が見つけきれず、とりあえず豆腐を作る方法を参考にしてみました。色々調べると、にがりで豆腐を作る時は、豆乳量の1%のにがりを使うようです。
(デザートにもいけるとあるので、試作第1号はこれで!)
もうほんの少しにがり量を減らせば、プルプル豆花に近づくんちゃうか!?と勝手に思っています。
豆腐は自作出来ることがよくわかったんで、今後も度々作ることと思います。
その前に、石膏で豆花を作る!!
で、その次は大豆から全部作る!!
そう心に決めた今朝。
〜豆腐の薬膳効果〜
・熱を取り除く
・気を補う
・脾胃の機能を調える
・津液を補い、潤いを与える
基本的には以上のような働きがあります。
これから夏が本格化しますので、豆腐を積極的に食べると良いですね。
ただ、冷やす作用が強いので、出来れば「温めて」食べた方が良いと妻に言われました。
揚げ出し豆腐、湯豆腐、豆乳鍋なんて良いですね!
ぜひ豆腐、豆花を自作してみてください!
– くま先生 –