喉の痛みとお灸

今日は、まーー懐かしい人が来てくれました!!

大阪の実力派劇団「演劇集団よろずや」座長の寺田夢酔さんです。

20代からの付き合いで、最後に会ったんは・・・東京引っ越してくる前ですね。

よろずやさんは、静かな会話劇が特徴の劇団。
ですが、何度か殺陣芝居もされて、僕はその際の殺陣指導で関わってました。

その以外でも、能楽堂でのイベントやら、専門学校の卒業公演での殺陣指導なんかにも夢酔さんに呼んでもらいました。

懐かしい!!!
いろんな思い出ありすぎですw

今日は、久々に話をしつつ、夢酔さんへの鍼灸治療をしました。
こういう形でのサポートもいいですね。

そういえば、鍼灸師になったあとに関わった演劇集団よろずや公演では、喉を痛めた役者たちの治療も同時に行ってたのを思い出しました。

アナウンサーや役者など声を使う仕事の人に多いのが「嗄声(させい)」。
つまり「しわがれごえ」「声枯れ」です。

喉を酷使し、炎症を起こしたことで声がかすれて出にくくなる(出なくなる)ので、仕事が出来なくなります。

お灸名人「深谷伊三郎」先生の書に、
「嗄声には臂臑(ひじゅ)への多壮灸が良い」
とあるので、それを舞台が始まる前に試したんですね。

そうすると、声が出やすくなるんですねー!
これも懐かしい思い出ですね。

臂臑は肩の三角筋前縁にある経穴で、そこに沢山のお灸(多壮灸)をするだけです。

せんね◯灸などの簡易灸(台座灸)でも、しっかり熱さが浸透すれば効いてきます。

 

この公演以外でも、歌手、講演の仕事をする人などが嗄声で困ってうちへ来られた事が何例もあります。

もちろん、臂臑への灸だけでなく、肩や背中の気血を疎通させることも大事です。

お悩みの方は、一度ご相談ください。

 

そんなよろずやさんが、東京公演(9/14-16)をされます!!
泣けるお話やそうですよー。

vol.30『盆がえり』

初日なら僕も取れれば、久々の観劇に出ようかなーと思っています。

東京の皆さん、ぜひお越しください^_^
たまにはこういう舞台もええもんですよ