My Eyes Tokyo さんのインタビュー

雨の東京。
ますます肌寒くなってきましたね。

夏に来たセバスチャンが、My Eyes Tokyo さんのインタビューを受け、それがアップされました。

春には、イタリアのレナートのインタビュー記事もアップされました。

和氣香風には、海外からの研修生や患者さんもよく来られます。

特に今年は多いですね。

色々と質問を受けるのですが、そういうところで引っかかってるのんですね・・・
と思うことが多々あります。

漢方の知識がたくさんあっても、正しい弁証(体質を割り出し漢方薬を決める)をすることは難しいものです。

料理のレシピを知っていても、調理技術が上手でも、おいしい料理を作れるとは限りません。
それと似ています。

鍼灸の師には、「知識が欲しければ本屋へ行けばいい。技術は既に学校で基本は学んだだろう?それをもっと磨けばいい。お前が身につけたい事はそこではないだろう!?」よくこう言われました。
(※以前のコラム参照)

だから、恩師からは技術も知識も教わったことはほぼありません。
これが僕の鍼灸医術の修行でした。

人は、既に多くの知識を得、技術を既に持っています。

だから和氣香風では、勉強に来てくれた外国人には「おいしい料理を作るって?」ということを一緒に考えて工夫していくことを教えています。

まー、そこが一番難しいんですけどね😅

知識は大事です。
技術も大事です。
そうして、それらを活かす能力も大事です。

知識が無ければ、理解ができません。
ですから知識は必要です。
でも、知識だけで実践しなければ意味がありません。
技術もレベルが高い方が、出来ることの幅が広がります。

何事もバランスよくですね。

セバスチャンにも、その辺のことをじっくり伝えてきました。
まだまだ序の口ですが・・・

同時に、彼らは漢方医学、鍼灸に対しての知識がまだまだ足りません。
それは、教科書に書いてあるような内容だけではなく・・・

イタリアもそうでしたので、先日の出張ではその辺をしっかり話してきました。

今後も和氣香風では、漢方医学、気功、武術を通して国際貢献をしていきます。

My Eyes Tokyo インタビュー
セバスチャン・ジェリンスキさん