鍼灸担当の山本浩士です。
正月飾りなどで良く見かける「橙(だいだい)」。
「代々家が栄える」という意味も含まれ、子孫繁栄で縁起の良い植物とされてきました。
そこから、柑橘系の植物を育てることは、同じく縁起が良いと考えられています。
さてさて。
我が家でも、ついに柑橘系植物を育て始めることに。
これで我が家も繁栄しますかね!?
しかし!
手に入れたのは、橙でも蜜柑でもなく「森のキャビア」とも呼ばれる不思議な実をつける植物。
これは、オーストリア熱帯雨林地帯原産の柑橘で、ミカン科ミカン属、常緑多年草の植物。
一応は「橙」に入りますかね・・・
学名は「Citrus australasica Microcitrus australasica」といい、アボリジニ達が食べていたもので、品種は200種を超えるそうです。
基本的に「食べられる実のなる樹」が好きな私。
実家でも、ブルーベリーや枇杷や色々挑戦するも、どうにも上手に育てきれませんでした・・・
あ、枇杷は元気に育ってますね。
ブルーベリーは、数年実をつけたけど、ちょっとしたことで枯らしてしまいました・・・
東京に引っ越してから、少しずつ植物を育て始めたのですが、やはり「果実のなる植物がいいなー」と思い至り、柑橘好きな妻にも喜んでもらえるかも!?と考えて購入に至った次第。
小さなプチプチっとした身がつまっていて、ライムのような酸味があることから「フィンガーライム」「ブッシュライム」「フルーツキャビア」「キャビアライム」などとも呼ばれるようですね。
呼び名が多っっっ!!
オーストリアの料理人たちが使い始めたことで注目され、欧米を中心に少しずつ広まってきているのだとか。
日本では、まだまだ稀少価値のある柑橘のようです。
そんな珍しいフィンガーライムなので、苗だけでなく果実も一緒に購入してみました。
見た目は・・・なんじゃこりゃ?ですね。
フィンガーって名前も納得の見た目。
半分に割ると、確かに小さな粒々が詰まっています。
指でぎゅーっと押し出すと、果肉がポロポロ出てきます。
オモロイこれ!!
確かにキャビアっぽいかも。
主に「緑」「白」「ピンク」「赤」という色があるようです。
うちに届いた苗は「レッドルビー」。
単純に僕が「赤色好き」というだけで選びました。
試しに買った果実は4本。
そのうち2本は「ピンク」と「緑」でした。
妻が自作した「サンザシシロップ」を炭酸で割り、そこにフィンガーライムを入れて飲んでみました。
匂いは・・・ミカンやライムとも違いますね・・・
甘い香りというより、ピリッと辛い匂いかも。
味は、酸っぱい!!!
当たり前ですね。
ちょっと青臭さのある、独特の酸味がしますが、嫌な感じはないですね。
パスタにも合わせてみましたが、悪くないですね。
独特のプチプチっとした食感と、一気に広がる酸味が面白い。
色んな料理にも合いそうです。
見た目も華やかになりますね。
やはり「レッドルビー」にして良かったかも。
今回は「フィンガーライムジャパン」さんから、貴重な苗をわけていただきました。
あとは・・・枯らさずに、結実させられるか!?が1番の目的。
早ければ来年、通常なら2年後から実がつくそうですが・・・がんばろう!!!
そうして、我が家の運気もアップさせたいですね。