小田原の伝統薬ういろう

こんにちは、鍼灸担当の山本浩士です。

日本には、漢方薬のほかに、伝統薬や和漢薬と呼ばれる薬があります。

奈良の陀羅尼助丸
富山の反魂丹
伊勢の萬金丹
京都の六神丸

上記の伝統薬は和氣香風でも取扱っています。
こちらからご覧ください

伝統薬は、どれも面白い歴史があり、時代劇好きな人は楽しいかも知れません。

うちでは取扱っていませんが、小田原には「ういろう」があります。

これも歴史の古いお薬で、江戸時代には二代目市川團十郎が「外郎売」という演目で演じられるほど有名なお薬です。

いまも歌舞伎の演目にあり、また役者やアナウンサー、声優の滑舌の練習にも「外郎売」の口上が使われています。

かくいう私も、鍼灸師になる前は芝居の世界にいたので、よく外郎売りの練習をしたもんです・・・が、もうかなり忘れてしまいましたが・・・

話を戻して、そんな歌舞伎の演目になるほどのお薬は、いまも小田原にある外郎家が経営する薬局でのみ対面販売されています。

その効能の範囲がすごい!

また小田原へ行ってみたいです!