医武同源

武術とは⾃分と相⼿を⽣かすもの。
そう教わってきました。

戦に出かけ、⽣きて家族の元に帰ってくるために武術はあります。
もちろん、いざという時には相⼿と戦う必要があるかも知れませんが、わざわざ殺して勝つ必要もありません。
無事に⽣きて帰れるかどうか?がとても重要です。

そうして、相⼿もそうあって欲しいと願うようになります。
そうなれば、相⼿を殺すわけにはいきません。
だから、いかにして戦わずに勝つのか?いかにして争わずに治めることが出来るのか?が
ずっと⼯夫されてきました。

21世紀の現代。
家を出て学校や仕事、あるいは遊びにいき、そうして家に帰ってくる。
当たり前ですが、本当はとてもラッキーなことでは無いでしょうか。
⼈災、天災、さまざまな事が起こり得るからです。

⾼校⽣の時に、阪神淡路⼤震災を⻄宮市で体験しました。
当たり前は、当たり前ではない、⽇常は常ではない、常識は常に変わる、その時にそう実感した瞬間でもあります。

何があっても⽣き抜いて、家族の元に帰ろう!
これがテーマになりました。

そうして、漢⽅医学の世界へと進み、今はさらに深めた「養⽣気功」を中国⼈⽼師から学んでいます。

倒す技術は⽣かす技術に、治す技術は壊す技術に、全ては陰陽両輪である。
医者は武術を、武⼈は医術をそれぞれ学ぶことで⼤成する。
これが、医術の師匠の教えでした。

そうして、医術と武術の根底には養⽣があり、養⽣とはつまり気功を実践することであり、医と武は同源であること。
これが和氣⾹⾵の根本的な考え⽅です。
この考え⽅を、医武道、医武整法として、⾃由が丘、ポーランドとイタリアで教授しています。